ウォーキングシューズの寿命は何km?買い替えサインも解説

ウォーキングシューズの寿命と交換の目安 靴選びの基本

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ウォーキングシューズの買い替えの時期を調べていると、「500〜800km」という数字をよく見かけます。

では、本当にそれくらい歩いたところで靴は傷んでくるのでしょうか。

私の場合、晴れの日に履いているウォーキングシューズは、だいたい8か月で買い替えています。

朝に4kmほど歩いていますが、雨の日は基本的に休みです。天候によって多少変わるものの、年平均で換算すると晴れ用を履くのは週4回ほどになります。

このペースで8か月使うと、歩いた距離は約550km。

意外にも、よく見かける500〜800kmの中に収まりました。

ところが、雨上がりや小雨の日に履いている靴はかなり違います。

雨用は年平均で週1回ほど使い、買い替えるのは15か月くらい。それでも歩いた距離は約260kmです。

晴れ用の半分ほどしか歩いていないのに、ソールやアッパーの傷みが気になることがあります。

もちろん、誰でも500〜800kmで買い替えになるわけではありません。歩く回数や距離は人によって違いますし、晴れた日に使う靴と濡れた路面で使う靴でも傷み方は変わります。

私の晴れ用だけを見ると500〜800kmはかなり近い。一方で、雨用を見ると距離だけでは説明できません。

そこで、メーカーの案内も調べながら、ウォーキングシューズの寿命について掘り下げてみました。

500〜800kmは本当に目安になる?

500〜800kmという数字には、近い目安をメーカーが案内している例があります。

たとえばアンダーアーマーでは、ランニングシューズの寿命について300〜500マイル、約480〜800kmをひとつの目安として紹介しています。

ただし、これはランニングシューズについての話です。

ウォーキングシューズ全般について、どのメーカーも一律に「500〜800kmで交換」と案内しているわけではありません。

ランニングとウォーキングでは使い方が違いますし、ウォーキングだけを比べても、舗装路を歩く人、坂道の多い場所を歩く人、雨上がりにも歩く人では条件が変わります。

それでも、私の晴れ用は約550kmで買い替えることが多く、結果だけを見るとかなり近い数字になっています。

500〜800kmは、まったく参考にならない数字ではなさそうです。

ただ、雨用の約260kmを見ると、これだけを基準にするのも難しいと感じます。

買い替えが近づくと靴はどう変わる?

何km歩いたか分からなくても、長く履いている靴には少しずつ傷みが出てきます。

メーカーの案内を見ると、特に分かりやすいのは靴底のすり減りや硬化、ソールの剥がれ、アッパーやかかと周りの傷みです。

靴底の溝がかなり減っている

一番気づきやすいのは、地面に触れるアウトソールのすり減りです。

歩くたびに、かかとや前足部を中心に少しずつ摩耗していきます。

少し減っただけですぐ交換する必要はありませんが、溝がかなり浅くなっていたり、一部が平らになるほど減っていたりすると、そろそろ買い替えを考えたい状態です。

ムーンスターも、ソールのすり減りが激しくなった状態を靴の替え時のひとつとして紹介しています。

私の晴れ用も、買い替えるころにはアッパーより先に靴底の減りが目立ってくることが多いです。

靴底が以前より硬くなっている

靴底は、減るだけではありません。

ヨネックスでは、ウォーキングシューズを履く前に、アウトソールが硬くなっていないか、すり減っていないかを見るよう案内しています。

長く履いている靴や、しばらく靴箱に入れていた靴では、溝が残っていても素材そのものが変化していることがあります。

見た目がそれほど減っていなくても、以前とは状態が変わっていることがあります。

ソールの端が浮いたり剥がれたりしている

つま先やかかとの周辺に隙間ができてきた場合も注意したいところです。

ヨネックスは、経年劣化の例として接着剤や部材の劣化によるソール剥がれを挙げています。

ムーンスターも、大きな破損やソールのすり減りと並んで、ソール剥がれを靴の替え時として紹介しています。

少しの剥がれなら修理できる場合もありますが、対応できるかどうかは商品によって違います。

アッパーやかかと周りが傷んでいる

靴底より先に、上側の傷みが目立つこともあります。

アッパーの裂け、縫い目のほつれ、履き口の傷みなどです。

ヨネックスでは、かかと部分を支えるヒールカウンターが破損し、内部へ飛び出す可能性についても案内しています。

靴底だけでなく、足が触れる内側まで見ておくと、外からでは気づかなかった傷みが見つかることもあります。

雨用は260kmでも傷みが気になる

今回、自分の靴で計算してみて一番気になったのが、晴れ用と雨用の差でした。

晴れ用は約550km。

雨用は約260km。

使用期間だけなら雨用のほうが長いのですが、歩いた距離は半分ほどです。

雨の日は基本的にウォーキングを休むため、雨用を履くのは雨上がりや小雨の日が中心です。

そのぶん出番は少ないものの、路面が濡れていたり、泥や水分が付きやすかったりします。

私が使っている靴では、こうした雨用のほうが距離の割に傷みを感じることがあります。

もちろん、濡れた路面で使ったから寿命が何か月短くなる、といった話ではありません。

ただ、同じ人が同じ4kmを歩くために使っていても、靴を使う環境が変われば、歩いた距離と傷み方がきれいに比例するとは限らないようです。

あまり履いていない靴でも劣化する

距離だけを見ていると、もうひとつ見落としやすいことがあります。

履いていない間の劣化です。

「ほとんど履いていないから大丈夫」と思いがちですが、靴は使わずに置いている間も少しずつ変化します。

ヨネックスでは、未使用でも製造から数年が経つと徐々に劣化すると案内しています。

経年劣化の例として挙げられているのは、ソールの剥がれや硬化、人工皮革や樹脂のひび割れなどです。

ムーンスターも、長く履かずに保管していた靴は、温度や湿度などの影響で素材が傷むことがあるとしています。

距離が少ないからといって、新品に近い状態がそのまま続くわけではありません。

何年も靴箱に入れていた靴を久しぶりに履くなら、靴底や接着部分に変化がないかは見ておきたいところです。

長く履くために気をつけたいこと

特別な手入れをしなければならないわけではありません。

まず気をつけたいのは、濡れた靴をそのままにしないことです。

アシックスでは、濡れた靴は乾いた布などで水分を取り、形を整えて風通しのよい日陰で乾かすよう案内しています。

一方で、ドライヤーやヒーター、ストーブなどで急いで乾かす方法は避けるよう案内しています。

私も雨用を履いた日は、そのまま収納せず、乾かしてから戻しています。

洗い方については、使われている素材によって変わります。

合成繊維、人工皮革、天然皮革などでは手入れの方法が違うため、汚れが気になるときはメーカーの案内に合わせるのが安心です。

保管するときは、直射日光や高温多湿になる場所も避けます。

2足を履き分けても寿命が2倍になるわけではない

私はウォーキング用として、晴れ用と雨用の2足を使っています。

2足に分ければ、それぞれを履く回数は分散され当然ですが出番は少なくなります。

晴れ用は年平均で週4回ほど使い、約8か月。

雨用は週1回ほどで、約15か月。

単純に使用期間だけを見ると、雨用のほうがかなり長く履いています。

ところが距離にすると、晴れ用が約550km、雨用は約260kmです。

2足を使えば、それぞれを休ませる時間を作れるのはメリットです。アシックスも、靴を長く使う方法として複数の靴を交互に履くことを紹介しています。

ただし、使う場所や天候が違えば傷み方も変わります。

2足に分ければ、そのまま寿命も2倍になるというほど単純ではありません。

買い替えるなら用途に合った靴を選ぶ

今まで履いていた靴が傷んだからといって、次も同じモデルが合うとは限りません。

前回買ったころより歩く距離が増えているかもしれませんし、雨上がりにも歩くようになっているかもしれません。

私のように晴れ用と雨用を分けるなら、それぞれに求めるものも変わります。

晴れ用なら普段のウォーキングで履きやすいことを優先し、雨上がりにも履くなら防水性も欲しくなります。

サイズや足幅が今の足に合っているかも、買い替えるタイミングで改めて考えておきたいところです。

ウォーキングシューズ全体の選び方はウォーキングシューズの選び方で紹介しています。

サイズについてはウォーキングシューズのサイズ選び、幅に余裕のあるモデルを探している場合は幅広ウォーキングシューズも参考にしてください。

ウォーキングシューズの寿命でよくある疑問

500〜800kmで買い替えたほうがいい?

500〜800kmはひとつの目安として使えますが、すべてのウォーキングシューズに当てはまる数字ではありません。

私の晴れ用は約550kmで買い替えることが多い一方、雨用は約260kmでも傷みが気になることがあります。

距離だけではなく、靴底の減りや硬化、ソールの剥がれなども一緒に見たほうが分かりやすいです。

何年くらい履ける?

同じ年数でも、週5回履く靴と月に数回しか履かない靴では使用量が違います。

反対に、ほとんど履いていなくても、保管している間に素材が劣化することがあります。

「何年」という数字だけでは分かりにくいのが、靴の寿命です。

ほとんど履いていない靴なら大丈夫?

履いた距離は少なくても、経年劣化は起こります。

長く保管していた靴は、久しぶりに履く前にソールの剥がれや硬化、アッパーの傷みなどがないか見ておくと安心です。

2足を交互に履いたほうが長持ちする?

1足あたりの出番を減らし、履かない時間を作ることはできます。

ただ、使う環境まで同じとは限らないため、単純に寿命が2倍になるわけではありません。

まとめ|500〜800kmはひとつの目安

私の晴れ用シューズは、年平均の使用頻度から計算すると約550kmで買い替えていました。

よく見かける500〜800kmという数字に、かなり近いところです。

ここだけなら、「500〜800kmを目安にすればよさそう」と思えます。

でも、雨用は約260km。

歩いた距離は晴れ用の半分ほどなのに、傷みが気になって買い替えることがあります。

今回、自分の2足を比べてみて感じたのは、500〜800kmという数字は参考にはなるものの、それだけでは分からないということでした。

よく歩く靴なら距離とともに靴底が減っていきます。一方で、濡れた路面で使う靴や、長く保管している靴では、距離とは別のところから傷みが出てくることもあります。

私の場合は、500〜800kmをひとつの目安にしつつ、靴底の減りや硬さ、ソールの剥がれ、アッパーの傷みも見ながら買い替えています。

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